好きだったのに冷めたという状況は、背景にどのようなことが関係しているのでしょうか。些細なことで好きな人のイメージが変わってしまうことはたまにあるものの、気持ちが冷めてしまうのは男女それぞれ異なる理由があるようです。そこで今回は、好きだったのに冷める原因について詳しくまとめました。
好きだったのに冷めた原因について
好きだったのに冷めるのは、あらゆることが関係しています。思い当たることを考えて気持ちの整理をすることがとても大事。感情に流されず、冷静に自分と向き合ってみましょう。
結果を求めすぎたから
好きだったのに冷めたのは、結果を求めすぎたことが関係しています。恋愛の先に結婚があるかないか、はっきりしない状態が不安になり相手への気持ちが揺らいでしまうのです。
今がよければいいというタイプなら、将来のことを考えず好きな人と充実した恋愛関係を築けるでしょう。しかし結婚適齢期や計画性のある人だと、ただ好きな人と付き合っているだけでは満足できないのです。
相手がそのような気持ちを理解してくれないと、好きだったのに冷めたという関係になるかもしれません。
理想と現実のギャップが大きかった
好みのタイプの人と付き合い始めたけれど現実は違った…ということは意外とよくあるかもしれません。ルックスに惹かれて付き合い始めた恋人と性格が合わないというような状況。
理想が高い人は現実とのギャップを上手く受け入れられず、その迷いのために相手に対する気持ちが冷めてしまうのです。非現実的な恋愛を好む人や相手に多くのものを求めるタイプの人は、交際がスタートした途端に冷めてしまうこともあるでしょう。客観的な判断が必要なので、そんな時は親しい人の意見も参考にしてみましょう。
相手の内面や細かなところが見え始めた
いいなと思った人のことは、自分の中でかなり演出してしまうことがありますよね。悪いところには目を向けず、いいところばかり追いかけていると好きだったのに冷めたということもあります。
最初はお互いに気を遣い、とても優しい人だと思ったのに本当は自分勝手な人だったなど。思っていたのと違う面を色々と知ってしまうと、恋愛感情は急下降する可能性があります。
冷めるきっかけになるのは大きなことではありません。食事の仕方が嫌い、笑い方が嫌いなど、些細な部分を見る余裕が出てくると好きになった理由がわからなくなるのです。
他に好きな人ができたから
好きだったのに冷めたのは、他に好きな人ができたから。決して相手の悪いところが見つかったわけではなく、自分の一方的な気持ちの変化のために起こることです。
恋愛中でも他の人が気になってしまう状況はありますよね。たとえば恋人と喧嘩中に相談に乗ってくれた人のことが気になるなど、自分の愛情が他の人に移ってしまうと、好きだったのに気持ちは冷めてしまいます。
飽きっぽい性格のため
好きだったのに冷めるのは自分の性格が飽きっぽいためで、仕事や趣味、恋愛などがいつも中途半端になりがちです。飽きっぽい性格の人は、適度な刺激がないと満足しないことが特徴。
緊張している頃が一番楽しく、慣れてくるとマンネリ化して新しいことを探してしまいます。飽きっぽい性格はポジティブな面として好奇心旺盛なところがありますので、仕事や趣味ではさまざまな経験を積み重ねることができます。
しかし恋愛では行動力がありすぎてしまい、穏やかな恋愛関係よりも波乱万丈な状態を好むことも。そのため相手には全く問題がなくても、飽きっぽい性格のために好きだったのに冷めることがあります。
すれ違いが起こる原因について
好きだったのに冷めてしまうのは男女共に起こることです。恋愛観が基本的に違う男女。次のようなすれ違いにより気持ちが冷めてしまうこともあります。
価値観が違う
好きだったのに冷めたという場合はお互いの価値観にずれがあるためで、すれ違いの原因になる可能性があります。男性は恋愛よりも仕事や人間関係を優先することがあり、それを理解してくれない恋人だと上手くいかない場合も。
逆に女性は仕事をしながらも恋人のことを優先するようにマルチタスクが得意です。すると生活の軸が変わり、気持ちのずれが生じてしまうのです。男性はデートをキャンセルして友人と飲みに行くこともありますが、女性は友人との約束をキャンセルして恋人に会うように、優先順位が男女の価値観で違ってしまうことがあります。
一人の時間が欲しくなる
必ずしも男性とは言いきれませんが、恋愛中でも一人の時間が欲しくなることはありますよね。好きだったのに冷めたという関係は、この自分だけのスペースをお互いに理解していない場合に起こること。
一人で趣味の時間を過ごしたい、ずっと一日寝ていたいと言っても恋人に疑われてしまい、結果的に二人の間に溝が生まれてしまうのです。基本的に女性は好きな人とずっと一緒にいたいもの。男性は「会いたい時に好きな人に会う」というスタンスの人も少なくありません。
冷めた時の行動パターン
好きだったのに冷めたという時期はどのようなカップルにもあるかもしれませんが、一時的な感情な変化として理解しないと致命傷になってしまう大切な時です。二人の関係を修復するためにも、冷めた時の行動パターンをご説明しましょう。
連絡頻度が減る
好きだったのに冷めた関係は、連絡頻度が急に減ることがまず挙げられます。「おはよう」の連絡もなくなり、メッセージを送っても以前のようにすぐに返信してこないなど。
二人の間のコミュニケーションの頻度が極端に減っているのは、相手の気持ちが離れている可能性があります。そんな時期は、無理やり追いかけるよりもお互いの時間を大切に過ごすことが一番。冷めた気持ちを取り戻すのは、本人の意思が大切なこともあるのです。
デートの回数が減る
冷めてくると会う意欲がなくなりデートの約束をしたがらない、土壇場でキャンセルするということが増えてきます。浮気が原因ではなく、ただ自分のスペースが欲しいということももちろんあるでしょう。
恋人が会いたがらない時、信頼関係がきちんとないと不安や疑念といったネガティブな気持ちが強くなり、さらに悪い方向に進んでしまう可能性があります。愛情が冷めた時は、友人との約束を優先したり仕事の用事をたくさん入れたりすることも増えてきます。恋愛が後回しになっている状態です。
会話が盛り上がらない
冷めた相手にはあまり気を遣うことがなくなり、同時に自分をよく思ってもらおうという意欲もなくなります。会話をしても話題を振ってこない、スマホをずっと見ているなど、集中していないことがわかるでしょう。
恋人に情熱がなくなると、会話がとても面倒なものに感じてしまいます。黙ったまま別れるなど、冷たい態度が目立ってくることもあり、自然と離れたくなるかもしれません。
お金の使い方が変わる
男性の場合によくあるのは、冷めた相手にあまりお金を使わなくなること。デート代の割り勘、誕生日プレゼントの質が低下するなど、経済的な部分でも愛情が判断できるケースがあります。
好きな人は物質的にも満足させたいと思うのが男性の特徴。金額で愛情は計れませんが、以前と違うと思った時は他にも気になるところを探してみましょう。
まとめ
好きだったのに冷めた時、まずは距離を置いて自分の気持ちを整理することをおすすめします。誰のせいか突き止めるよりも、自分自身に満足できる状態でもう一度恋愛を考えてみてください。気持ちの揺れ動きを経験すると、もっと相手が愛おしくなることもあるでしょう。