スマホばかり見る友達と一緒に過ごすと、少し嫌な気持ちが残りますよね。自分の存在を無視された、興味を持ってくれないなど、ネガティブな気持ちになるのは当然です。
しかしスマホは生活必需品。チェックする頻度には個人差があり、いつもスマホばかり見る人もいるでしょう。そこで今回は、スマホばかり見る友達と会話する方法について詳しくご紹介していきますので、ぜひ実践してみてくださいね。
スマホばかり見るのはどうして?
誘われて一緒にお茶したのに、友達はずっとスマホを触っているだけ…そんな経験がある人は多いのではないでしょうか。なぜスマホばかり見るのか、考えられる理由をそれぞれご紹介しましょう。
現実の人間関係が苦手
スマホばかり見る友達、知り合い、家族、恋人など、周囲には色々な人がいるはずですが、スマホに夢中になってしまう人は現実の人間関係が苦手なことが考えられます。
ネット上ならメッセージのやりとりをするだけなので気が楽。対面で人と話す時は緊張しやすく、しらけないよう気を張ってしまいます。人間関係に苦手意識がある人は、自分が楽に過ごせるインターネットの世界に逃げる傾向があり、気の合う友達と一緒でもやはりネットのほうが非現実的で自分らしく過ごせるのでしょう。
取り残されたくない
スマホばかり見る友達は、他の人たちから取り残されたくない思いが強いのです。SNSのコメントやLINEのグループチャットなど、ネット上の友達に自分の存在を知ってほしいため、常に他人の投稿をチェック。
新着メッセージもすぐわかるよう着信音を大きく設定しているので、会話中によく鳴っているでしょう。昔仲間外れにされたことがある人やいじめに遭った経験がある人は、ネットの世界ではかなり慎重になっています。
すぐにコメントしないと自分の居場所がなくなりそうで、つい手元にスマホを置いてしまうのです。
会話がつまらない
スマホばかり見る友達は、その場の雰囲気がつまらないことや会話が盛り上がらないのでスマホに集中してしまいます。友達と恋愛の話をしても同じことの繰り返しだったり、彼氏の自慢話が多かったり。
そんな会話より、スマホのアプリでゲームをするほうがよほど興味を持てるのです。たとえば初めてのデート。どちらかがいつまでもスマホを見ていると、脈なしであることが推察できますよね。相手に関心を持っていない場合は、スマホを見る頻度がサインになるかもしれません。
刺激が欲しいから
スマホをいじっている間に脳からドーパミンが出ているという研究結果があるように、スマホばかり見る友達は無意識に刺激を求めています。ゲーム、ネット、SNSなど、スマホには膨大な情報があり、いつでもどこでもアクセスできることが魅力。
自分に不足する刺激をすぐに手に入れられるので、友達と一緒にいてもスマホのほうが刺激的に感じるのでしょう。大切な話をしているのに相手がスマホをいじっているととても不快に感じます。
そんな気持ちに気づくほど余裕がなく、自分を満たすためにスマホから離れられなくなっている人もいるかもしれません。しかし他人にはそんなことは通じず、嫌な態度に思われてしまうのです。
癖になっている
スマホばかり見る理由は癖になっているからで、特別サーチすることもないけれど手に持っていないと安心できないのです。ネットに依存する人が増加している今の時代。
便利なテクノロジーとの向き合い方はとても大切で、幸福になる使い方が必要です。癖になるほどスマホと関わるのは、自分の思考力の低下や人間関係が疎かになる原因に。
自分で行動を促すように脳が指令を送らず、スマホを持つよう脳のネットワークが動いているのかもしれません。
連絡を待っている
スマホばかり見る友達は、職場仲間や恋人からの連絡を待っていることも考えられます。メッセージに気づかず失敗したことがある人だと、いち早く着信に気づきたい思いが強くなります。このためバイブレーションをONに設定して、手でスマホを握ったままにしていることもあるでしょう。
人からの連絡を待つのはとても疲れますが、電話の前で待っている時よりもスマホは便利で、パッと画面を見るだけでチェックが可能。仕事の合間を縫ってお茶する友達なら、このようなシーンはよく見られそうです。
会話に集中してもらう方法について
スマホばかり見る友達はマナーに欠ける部分もありますが、会話が面白くないためにスマホを見てしまうこともあります。会話に集中してもらうためには、双方でできることから始めてみましょう。
結論から先に話す
スマホばかり見る友達と会話を続けるには、相手の集中力を持続させるためにも結論から話しましょう。会話の始まりが退屈だと、ついスマホに興味を示してしまうこともありますので、結論が先だとなぜそうなるのか興味を持って話に乗ってくれるでしょう。
「明日から1週間仕事が休みなの」「え、どうして?」と会話のやりとりが続きます。結論に到達するまでだらだらと話していると、相手の集中力はどこかで途切れてしまいます。何を話すか、相談するか、大切なところからアプローチして興味を引きましょう。
スマホを見ないようお願いする
スマホばかり見る友達と会話するには、ストレートにお願いすることも方法です。「今だけちょっと話を聞いてくれる?」と優しく提案したり、「今日はスマホなしでじっくり話したいことがあるから」と事前に提案しておいたりするのもよいでしょう。
友達同士でも気を遣うものですが、コミュニケーションは大切な情報交換や意見交換の場です。他のものに邪魔されるとお互いに不完全燃焼になりますので、スマホを見るのが絶対に悪いというのではなく、話をする時だけ置いてもらいましょう。
質問を増やす
自分のことをずっと話していると、相手は退屈してスマホをいじってしまうことがあります。退屈しているサインをアピールしている意味もあるので、友達が会話に乗っていない時は自分の話を一旦やめて質問に変えましょう。
「この前の映画はどうだった?」「彼氏はどんな人?」など、相手が答える流れにすれば必然的にスマホを置いて会話に入ることになります。その際の質問内容は、できるだけ説明が長くなるものがよいでしょう。
「彼氏とデートしたところで一番楽しかったのはどこ?」など、相手が飽きない質問がよいかもしれません。
関心があることを話題にする
スマホばかり見る友達と会話するには、相手にとって関心があることをターゲットにしてみましょう。仕事、恋愛、趣味、グルメなど、普段から興味を持っていることを話題にすれば会話も盛り上がりますので、スマホ以上に刺激を感じるはずです。
最近の出来事やニュースなども関心を寄せるテーマになりますので、スマホばかり見る友達に会う時は、事前にネタを見つけておくとよいかもしれません。
カウンター席に座る
対面で座っていると、自分がスマホで何をしているか相手には見えないので、使い放題になってしまいます。それならカウンター席で隣同士になれば、メッセージなのか、SNSなのか、隣の人に手元を見られる心配も多少はあるでしょう。
座る位置でアプローチして相手が気づいてくれることもあるはずなので、カフェなどのカウンター席を狙ってみてください。
まとめ
スマホばかり見る友達と話す時間はストレスを感じるものですが、攻撃的になるとさらに雰囲気が悪くなってしまいます。コミュニケーションのトラブルはコミュニケーションで解決。一緒にスマホを使い話題を共有する方法もありますので、柔軟に対応してみましょう。
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