友達の元彼と付き合うのは、友情を台無しにする行為のように感じられることも。しかし恋に落ちるのは予想できないことなので、たまたま友達の元彼が相手になってしまうこともあります。
恋も大切ですが、友達もかけがえのない存在ですよね。そこで今回は、友達の元彼と付き合うかどうか判断するコツや付き合う場合の注意点についてまとめました。
友達の元彼と付き合うとどうなるか?
友達の元彼と付き合うのは賛成派も反対派もいますが、状況次第で友達とも今まで通りに付き合うことは可能です。しかしリスクがあるのも事実。友達の元彼と付き合うとどのようなリスクがあるのかご説明していきましょう。
友人関係が悪くなる
たとえ別れてから時間が経過しているとはいえ、元彼に対して特別な想いを寄せている女性は多いですよね。友達ならそんな気持ちを理解してくれると思いたいところですが、元彼と友達が付き合ってしまうととても複雑な気持ちになるのも仕方ありません。
恋愛と友情のどちらをとるか、恋愛を選択した友達とは信頼関係がなくなってしまう可能性があり、今まで通りの付き合い方ができなくなるリスクがあります。
きちんと報告せず内緒で付き合ったら、余計に友人関係は崩れやすくなるでしょう。一時は自分のものだった元彼。友達に略奪されたような気持ちになってしまうのです。
友達に焼きもちを焼いてしまう
友達の元彼と付き合うことは、元カノが誰なのか知っていることになりますので、自分と友達を比較する機会が多くなります。彼氏が前の彼女とどういったデートをしていたのか、どのような恋愛をしたのか気になってしまうでしょう。
まだ友達が交際していた時、彼氏の話を色々と聞いてきたはずなので、得た情報をもとに妄想しながら余計なストレスを抱いてしまう場合も。また別れた後も未だに仲良くしていないか、二人の行動が過剰に気になり疲れてしまうのです。
他の人が悪い印象を抱く
たとえ友達と上手く友情を維持したとしても世間が許さないことも考えられ、自然と周りの人が離れてしまうリスクもあります。「友達の元彼と付き合っている」というのはあまり好印象を与えることではありませんので、社会的な信用に関わることもあります。
どのような流れで交際することになったか、周囲は正しく理解していないことも考えられます。別れたのは浮気が原因ではないか、最初にちょっかいを出したのが自分だと誤解されるなど。周囲が略奪愛を疑い始めると、今まで仲良くしていた人との関係も慎重になってしまいます。
結婚を祝福してもらえない
友達の元彼と付き合うと、その先に結婚が待っている可能性もあります。その場合、どれくらいの人が結婚を祝福してくれるのか不安になりますよね。苦労を乗り越えたカップルは周囲も喜んでくれますが、もし略奪愛や無神経に友達を傷つける人だと思われると、結婚もあまり喜ばしいことには思われないでしょう。
恋愛関係が上手くいかなくなる
友達の元彼と付き合うリスクは、恋愛自体が上手くいかなくなることです。友達に気を遣い、周囲ともよい関係を続けようと思うと恋愛が負担になってしまいます。
誤解を受けたまま付き合うことは、多少のずれが大きなヒビになってしまい、お互いに我慢が続いてしまうでしょう。普通に出会い恋をするカップルでも必ず上手くいくとは限りません。恋愛関係がなるのは色々な要素がすでにありますので、友達の元彼ということでハードルは高くなっています。
恋か友達かどらちをとるべきか?
友達の元彼と付き合うことは、友達を捨てて恋を選ぶようなもの。しかし自分の幸福も考えたいため、このような状況で苦しむ人もいますよね。では恋か友達か、どちらをとるか判断するポイントをご紹介しましょう。
彼氏が気持ちを理解してくれているか
友達の元彼と付き合うのは、二人とも悪い印象を周囲に与えてしまうかもしれませんが、とくに女性のほうが周囲の風当たりは強くなる傾向があります。皆が避けるようになるなど、人間関係が変わってしまうこともありますし、何よりも友人関係が破綻するリスクは一番避けたいことです。
そのような辛い存在でいることを彼氏がきちんと理解してくれるかどうかは、恋を選択する判断材料になります。
友人関係を大切に考えてくれるか
恋愛と友情のどちらをとるか迷った時、友人関係がとても重要という認識があるなら恋愛を選択することができるでしょう。恋人は家族に近い存在。自分の気持ちを全てオープンにしてコミュニケーションがとれる存在です。
友達はどんなに仲がよくても多少気遣いが必要で、恋愛中はいつでも会えるわけではありません。彼氏との約束と友達との約束が重なった時、彼氏がデートをプッシュしてくるのでは友人関係を維持するのは難しいでしょう。
逆に安心して友達との付き合いをサポートしてくれる男性なら、恋を選択してもバランスのとれた友人関係が続けられるはずです。
信頼できる相手かどうか
恋愛感情も大切ですが、最終的に判断するポイントは、相手を信頼できるかどうかです。リスクのある恋をする以上、どのようなことがあっても恋人には自分の味方でいてほしいですよね。
また、浮気性で友達でも同僚でも関係なく次々とアプローチする男性だと、自分も同じ経験をすることになってしまいます。不安が残る場合はすぐ付き合わず、友人関係から始めることもおすすめです。
付き合う際の注意点について
このままでいいのか迷っても、好きになってしまったものはどうにもなりません。友達の元彼と付き合うことを決めたら、自分も周りも納得できるよう次のポイントに注意しましょう。
友達に内緒にしないこと
友達の元彼と付き合うことで一番ショックを受けるのは「友達」です。別れた相手なので何も感じていないかもしれませんが、やはり多少未練は残っているかもしれません。
友達を傷つけたくないので内緒にしておきたい気持ちもあるでしょう。しかし内緒にするのは友達を裏切る行為なので、たとえ自分が悪者になっても付き合うことは必ず最初に報告しましょう。
デートしているところを友達に目撃されたり、他の人から付き合っていることを知らされたりするのは、心が深く傷つくことです。真面目に付き合うことを理解してもらうためにも、友達への報告は忘れずやっておきましょう。
恋の悩みは友達にしないこと
友達の元彼と付き合う場合、彼氏の愚痴や悩みは友達には相談しないこと。友達は元恋人なので彼氏のことをよく知っていますが、知りたくないことを知り傷ついてしまうこともあります。
相談したことがきっかけで友人関係にトラブルが生じることもありますので、自分の恋愛については他の人に相談すること。できれば友達と関わりのない人を選んだほうが無難でしょう。
友達の恋愛には口出ししない
同じ人を好きになるわけですから、元カノである友達の恋愛状況はとても気になるでしょう。自分だけ幸福になってはいけない罪悪感もあり、友達の恋愛相談に乗ってあげたくなることも。
しかし立場的に友達にアドバイスやサポートを一方的にできるわけではありませんので、どのような人と付き合っても友達から相談されるまでは口出ししないほうが安心です。
まとめ
友達の元彼と付き合うのはわざとやっていることではないはずですが、いつそのような状況になるかは誰にもわかりませんよね。人を好きになると物ごとを感情的に判断しやすくなりますので、まずは冷静に友達の立場や気持ちを考えて、ベストなアクションを起こしてください。
時間をかけてゆっくり恋愛関係を築きながら、友達にも理解してもらうことはきっと可能です。
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