彼氏と気持ちの差があるような不安は、恋愛中なら一度は経験することでしょう。愛情表現をされても物足りなさを感じる時。それからどんどん気持ちのギャップが生まれ、信頼関係にヒビが入る可能性もあるかもしれません。
恋人との気持ちのずれは、いつどこでやってくるかわからないもの。いつまでもよい関係を維持するためにも、今回は彼氏と気持ちの差がある時の対処方法について詳しくご解説していきましょう。
彼氏と気持ちの差があると感じる場面
好きな相手には変わりありませんが、愛情の「度合い」が違うという経験は恋愛している人ならあるのではないでしょうか。出会った時は最高に盛り上がり、徐々に慣れてくるとときめきが減り、彼氏と気持ちの差を感じることもあります。どのような時にそんな思いになるのか、まずは見ていきましょう。
倦怠期を迎えた時
彼氏と気持ちの差があると感じるのは倦怠期を迎えた時で、長く付き合うほどお互いの感情に敏感にならなくなってしまいます。昔は新しいデートスポットをいつも彼氏が見つけてくれたのに、今ではさっぱり。
倦怠期は一人では乗り越えられないので、二人で一緒にひとつのことに取り組むチームワークが大切です。倦怠期のカップルは恋人の優先順位が変わり、仕事や友人が先になるなど、出会った頃とは違った力の入り方を感じるでしょう。交際を始めて2年目や3年目など、倦怠期に入りやすい時期はとくに注意が必要です。
自分を優先してしまう時
彼氏と気持ちの差があると感じるのは、相手よりも自分を優先してしまう時です。大好きだった時期は何があっても恋人を優先して、友人との約束をキャンセルしてもデートしていたでしょう。
しかし自分の用事を優先して恋愛を後回しにするようになるのは、それだけ相手への愛情が減っていることのサインかもしれません。
愛情を感じられなくなった時
素っ気ない態度をとられたり愛情表現が少なくなったりすると、本当に愛されているのか不安に感じます。口数が少ない彼氏でも、出会った頃は見つめてくれたり優しく手をつないでくれたり、気持ちが伝わってきたはず。
しかし月日が経つにつれて、好きなのか、嫌いなのか、感情表現をしてくれないために一人で悶々と悩んでしまうでしょう。気持ちが冷めてくると、相手を喜ばせるために努力することがどんどん苦痛に感じてきますので、愛情不足を認識できないまま距離が離れていく可能性があります。
彼氏からの連絡が減った時
自分が彼氏を追いかけているような気持ちになるのは、彼氏からの連絡が減ったり自発的な態度が見られなくなったりしたため。以前は仕事中でもスタンプなどですぐに返信をくれたのに、最近は既読スルーになることが増えた…という場合もあります。
たまたま仕事が忙しくて忘れていたのかもしれませんが、一度不安を抱くと相手の行動をネガティブに受け止めやすくなりますよね。自分はそれほど大切な存在ではないのかと思うと、自分から連絡するのが嫌になってしまいます。
一緒にいてもつまらないと思う時
以前は会話がなくても同じ空間にいるだけで幸せだったけれど、彼氏と気持ちの差が生じると、いつも何かしなければいけないプレッシャーを感じます。素っ気ない態度や言動が多く、彼氏を夢中にさせるために頑張りすぎていることでそのような気持ちになるのでしょう。
話しかけても返事をしない、話した内容を覚えていないなど、些細なずれが一緒にいる空間を苦痛なものに変えてしまうのです。
彼氏と気持ちの差が生まれる原因
いつもお互いにマックスの愛情を持って付き合いたいと思うのは自然なこと。しかし好きな人同士でも人間は気持ちの変化があり、次のようなことが原因で彼氏と気持ちの差が生まれてしまいます。
コミュニケーション不足
出会った時とコミュニケーションの質は変わっていないと思っていても、些細なところで手を抜いている可能性があります。誤解を生じないよう丁寧に昔なら説明したことも、今はざっくりと終わらせてしまうなど。
コミュニケーションは時間や頻度も大切です。一方的な意思を伝えるだけではなく、お互いが納得できる意見交換をしないと愛情にも差が生まれてしまうのです。
相手に慣れたため
出会った時のような緊張感がなくなるのは、それだけ慣れてきた証拠で居心地がよい関係だからです。しかし適度な緊張感を意識しないとマンネリ化してしまい、ときめきを一切感じられない関係に。
気持ちの差を感じるのは、このような慣れも関係しているでしょう。「言わなくても通じるだろう」「自分の性格は理解されているだろう」という油断も禁物。慣れた関係だからこそ、さらに努力して相手の関心を引き寄せなければいけないのかもしれません。
好かれる努力をしなくなる
デートの前に洋服を買ったり、定期的に美容院に行って髪型を変えたりしたのは、彼氏にもっと好かれたいため。彼氏も同じくカッコいいところを見せようとジムに通ったり、慣れないコロンを使ったりしていたでしょう。
釣った魚に餌をやらない状態は、自分磨きをしないのと同じ。全てさらけ出した関係なので、少しくらい悪いところや気に入らないところを見せても許されると思うことが原因です。
彼氏と気持ちの差を感じた時の対処方法
彼氏と気持ちの差を感じた時、さらに心の距離が離れないよう次の対処方法を実践してみてください。
一旦距離を置く
気持ちの差やずれは単なるマンネリ化で、カップルにはよくあることかもしれません。そんな時期に無理にプッシュしてしまうと、もっとずれが広がることもありますので、一人になりたい時は距離を置いてみるのも方法です。
ストレートに聞いてみる
想像だけでは相手の気持ちを完全に理解することはできませんので、不安になったら彼氏に直接聞いてみましょう。男性は女性ほど相手の態度に敏感にならないこともあり、彼女がそんな不安を抱いていたとは知らないことも。
「最近、なんか態度が昔と違う気がする…」など、気になることはどんどん伝えてみましょう。
新しいことにチャレンジする
出会った時の刺激やときめきを取り戻し、二人が同じ愛情で接するには、新しいことに一緒にチャレンジすることもおすすめです。趣味や旅行など、協力しながらできることに挑戦し、お互いの大切さを再認識してみてください。
彼氏の気持ちを確かめる方法
彼氏の気持ちを確かめたい時は、次のポイントを判断してみましょう。
きちんと向き合って話してくれるか
「話したいことがある」と彼氏に言った時、「後でね」「今は忙しいから」など、素っ気なく扱われたら気持ちが離れている可能性があります。大切な恋人とは何があっても向き合い、きちんと対話してくれるのが理想。愛情関係があるなら、特別な態度や気持ちを感じられるでしょう。
会う頻度を減らして様子を見る
会う頻度を減らした時、彼氏がどのような態度になるかチェックしてみてください。デートの約束をドタキャンしたり、自分からメッセージ送らなかったり、急に態度が変わったことを心配する彼氏は、彼女を想っている証拠。
逆にそのまま放置してしまうなら、彼女の気持ちをさほど大切に考えていない可能性もあります。離れた間に自分磨きをして成長できるカップルなら、気持ちをリセットしてマンネリした時期を乗り越えられるでしょう。
まとめ
彼氏と気持ちの差があると思う時期は、さらに相手を思いやる大切なテスト時期かもしれません。コミュニケーションは気持ちのずれを解消するのにベストな手段です。
出会った頃を思い出し、些細なことでも連絡したり会話のネタにしたり、積極的な態度で接してみましょう。ドキドキした時期は勢いだけでも盛り上がっていたかもしれませんが、慣れてくると相手の気持ちを意識した付き合い方も必要なのです。
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