人見知りで好きな人と会話ができないという悩みは、意外と多くの人が抱えているようです。自分のことをよく思ってもらいたいのは、とくに恋をしたら当然のこと。
会話中の印象をよくしたいため、意識しすぎて上手くいかないということもあります。人見知りの性格だと、緊張して好きな人と上手く会話できないのは納得できることです。
そこで今回は、恋のチャンスを逃さないよう、人見知りで好きな人と話せない時の対処策について詳しくご紹介していきましょう。
人見知りの人の特徴について
人見知りの性格は、とても大人しく静かな印象を周囲に与えますが、なぜそのような態度になるのか、理由や原因をポイントごとにご説明しましょう。
自信がない
人見知りで好きな人と話せないのは、せっかくのチャンスを逃してしまう要因ですが、理由はコミュニケーションに自信がないことがまず挙げられます。話題がないので、相手につまらないと思われそうで不安。
会話中に相手の目を見られないなど、他人とのコミュニケーションに苦手意識があり、好きな人だと尚更不安になってしまいます。何を話せばいいのかわからない人は、他人との接点を無意識に減らしていますので、なかなかコミュニケーション能力を高められない傾向があります。
緊張しやすい
人見知りで好きな人と話せない人は緊張しやすい傾向があり、他人の視線や考え方などを過剰に気にしています。緊張しやすいシチュエーションは人それぞれ。
初対面だと緊張しやすい人、目上の人と話せないなど、タイプはさまざまですが、人見知りの場合はよほど自分をさらけ出せる人でないとリラックスできません。そのため緊張が続いて会話に集中できず、ぎこちない態度になってしまうのです。
警戒心が強い
人見知りの人は警戒心が強く、他者をすぐに信用できない傾向がありますので、たとえ好きな人でも徐々に心を開いていくことが特徴。人のことは疑い深く、言葉だけでは信用しない性格で、話が盛り上がってもその場だけで相手を完全に受け入れているわけではありません。
警戒心が強いと他人からもなかなか近づけず、交友関係も広がらない可能性があります。まして恋愛となると、じっくり相手を判断している間にチャンスを逃すこともあり得るでしょう。
自己主張が苦手
人見知りの人は自己主張が苦手で、言いたいことを我慢する癖があります。そんな性格だと、強気な人に振り回されてしまうこともあり、他人の意見に流されることもよくあるでしょう。
自分が感じていることや思っていることを伝えるのが恥ずかしかったり怖かったりする性格。そのため言うべきことがあっても我慢して、殻に閉じこもったままになってしまいます。
意見を言わないことは慣れているので、我慢強いところは人見知りの強みになるかもしれませんが、いずれ疲れきり人付き合いが嫌になってしまう可能性があるでしょう。
他人への接し方がわからない
知り合いが多い人やフレンドリーな性格の人は、積極的に他人に話しかけて会話を楽しめます。さほど盛り上がる話題でなくても会話が続けられ、相手との距離感を掴むのが上手。
逆に人見知りだと他人への接し方がわからず、自分をどうアピールしていいのか考えすぎてしまうのです。気さくな人に思われたい、真面目な人に思われたいなど、自分の姿をイメージしながら他人とコミュニケーションをとっています。
とても人見知りの人の場合、自分のイメージを考えすぎて表現できなくなってしまうこともあるでしょう。
傷つきやすい
人見知りの人は、過去の経験によりトラウマを抱えている可能性もあり、過去に友人から意地悪をされたなど、傷ついた経験があると自分をしっかりガードしてしまいます。いつも人の顔色や意見をうかがい、平和に過ごすように意識していますので、何気ない会話でもかなりストレスを感じているかもしれません。
傷つきやすい性格だと恋愛でも消極的になりがちで、自分からアクション起こすことはとても大変に感じてしまうでしょう。
好きな人と話せないのはなぜ?
人見知りで好きな人と話せないのは性格や考え方が関係していますが、好きな人とは友人と話すように気軽に接することができない雰囲気がありますよね。なぜそのようなハードルの高さを感じてしまうのか、理由をご説明しましょう。
意識しすぎている
人見知りの人は他人の視線を気にする傾向がありますが、好きな人だと余計に「好き」であることを意識してしまい話せなくなります。友人や職場仲間なら、恋愛感情を抜きにして色々なことを話題にできますが、意識してしまう相手だと頭の中が真っ白になり会話が続かなくなるのでしょう。
何か話さなければいけないプレッシャーを感じると、意気込みすぎてちぐはぐなコメントをすることも。全く好きな人を意識せずコミュニケーションをとるのは到底無理なことですが、いつも通りの状態になれないと気まずい雰囲気になってしまうかもしれません。
つまらない人間だと思われたくない
好きな人と話せなくなるのは、相手につまらない人間だと思われないよう自分を守ってしまうからです。無難な雰囲気にしておきたいため、一歩踏み込んだ会話にならずいつまでも進歩がない状態に。
好きな人が自分の会話を楽しんでくれるように多少の演出をしたいのですが、プレッシャーを感じてしまい結果的につまらない会話に。相手の反応が薄く、さっさとその場から去ってしまうとショックを受けますよね。
話題選びで困ってしまう
人見知りで好きな人と話せないのは話題選びが難しいためで、何を話せばいいのか思いつかないのです。緊張して柔軟に考えられない状態。相手が喜びそうなことを考えても、話題が全く出てこないのです。
沈黙して相手が話題を提供してくれると、自分のコミュニケーション能力の低さにがっかり。お互いのことをよく知らない間柄だと、余計に共通点が見つからず話題が思いつかないのです。
逆に喋りすぎても嫌われてしまいそうで不安。話題の選び方で自分の価値観がわかってしまうことにも不安があります。
拒否される不安がある
好きな人と自由に会話ができないのは、相手に拒否される不安があるためです。話しかけたのに無視される、会話が続かずその場から去ってしまったなど、好きな人に拒絶されるとトラウマになってしまうでしょう。一度嫌われたらチャンスはないと思うからこそ、余計に話がしにくくなってしまいます。
好きな人と自然に会話をするコツ
人見知りの人が好きな人と自然に会話するには、次のコツをおさえて実践してみましょう。
人見知りであることを伝える
目を合わせず、楽しくなさそうな表情で好きな人と話すと誤解されてしまう可能性があります。そんな不安がある時は、最初に「人見知り」であることを告白してしまいましょう。
そうすれば緊張している自分を理解してもらえるので、相手が上手にリードしてくれるかもしれません。会話のスタートはきっかけが大切。言いづらいことを打ち明けることで、「人見知り」をテーマに会話が盛り上がる可能性もあります。
質問しよう
楽しい話題を提供しようと思うためにプレッシャーを感じてしまうことは多いもの。それなら話題を考えるよりも、好きな人に質問してみましょう。自分が話すのではなく、相手に話させること。
質問する立場なら自分の意見を言う機会も減りますので、落ち着いた状態で自己アピールのチャンスを掴みやすくなるでしょう。
まとめ
人見知りで好きな人と話ができないのは、自分が植えつけた苦手意識のためかもしれません。失敗を恐れず、自分らしさを相手に知ってもらうことを優先して、まずは笑顔で挨拶から始めてみませんか。会話で距離を縮めるためには、自分を信じてリラックスしてくださいね。
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